レディースブランド サロン BRILLERのブログをご覧の皆さまこんにちは。
6月の半ばを過ぎ、東京も梅雨入りを迎えました。
近所の公園では満開の紫陽花(アジサイ)が藍鼠色の風景に一点、鮮やかな色を添えています。
紫陽花は育つ土のpHによってその色を変えるため、同じ株から株分けしても土が変わると異なる色味に成長します。思い通りにいかないミステリアスなところも魅力の1つでしょうか。
近頃は品種改良が進み、お花屋さんで様々な種類を目にします。
最近私が気になっている『白富士』という山紫陽花は八重咲きでありながら派手すぎず、緑みを帯びた白色がなんとも可憐です。
紫陽花には小さな花が集まって咲く様子から『家族』や『団欒』など、ジューンブライドの季節に相応しい花言葉がある一方、根付く土地によって色を変える事から『移り気』などのイメージもあるようです。
しかし、最近人気の『アナベル』や前述の『白富士』のように白い品種の紫陽花は花の色合いを左右するアントシアニン色素を持たないため、土壌の性質にかかわらず安定した白色を咲かせます。
この時期の嬉しい便りにはお祝いのメッセージと共に花嫁のイメージにぴったりの白い紫陽花を贈るのも良いかも知れません。
最近は婚約指輪や結婚指輪の代わりに腕時計を選ぶ方が増えています。
私自身『夫婦でお揃いのものを身につけるのは結婚指輪が最初で最後』というつもりでシンプルな形の結婚指輪を購入したものの、旦那さんは仕事の都合上身につけることは少なく、男性女性問わず身につける機会の多い腕時計にすればよかったと思い、結局腕時計も購入しました。
今回は婚約時計に相応しい華やかさと、ペアウォッチとしての豊富なデザインを兼ね備えたウォッチコレクション『デイトジャスト』の中からおすすめのレディースモデルをご紹介します。
【ROLEX ロレックス デイトジャスト 179384G シルバーゴールドクリスタル】
デイトジャストはドレスウォッチのアイコン的存在として、1945年の発表以来多くの方々に愛されているモデルです。
ロレックスを象徴する『オイスターケース』『パーペチュアル機構』『デイトジャスト機構』のロレックス3大発明を全て備えた腕時計として当時の時計界に驚きをもたらしました。
今ではどのモデルにも当たり前に搭載されている日付表示窓ですが、当時は文字盤の外周に1から31までの数字を配し、針で指し示すポインターデイト式の表示が一般的でした。
瞬時に日にちを確認できるデザインにすることで、デイトジャストは世界的大ヒットを確実なものにしたのです。
ちなみにデイトジャスト機構は1955年に機能がブラッシュアップされ、12時付近でカレンダーディスクが瞬時に切り替わるようになります。
それまで数時間かけて徐々に切り替わっていた日付表示の歴史を変える画期的な機構となりました。
前述した通り、サイズや素材、文字盤デザインなどロレックス随一のバリエーションを誇るデイトジャストコレクションですが、結婚の記念品なら永遠の輝きを湛えたダイヤモンドやラグジュアリーな素材の文字盤と、どんな服装にもマッチする万能カラーを両立させたものがおすすめです。
文字盤をアップにするとシルバーやグレーなどで構成された迷彩柄の様な模様が入っており、角度を変える度に繊細に煌めきます。
実はこの文字盤の素材は18金ホワイトゴールド。
ゴールドを鋳造する際に発生する自然な結晶組織を特殊な表面加工により際立たせたもので、ロレックスが独自開発した大変希少な文字盤です。
シェルやメテオライトなどの天然素材同様に、全く同じ柄は2つと無いので、一生の記念品としても相応しい特別感です。
デイトジャストというとギザギザとしたフルーテッドベゼルを思い浮かべる方が多いと思いますが、この特別な文字盤を縁取るのは46個のダイヤモンドをセッティングしたベゼル。よりリュクスな輝きを放ちます。
シンプルな3連のオイスターブレスレットは真ん中が鏡面仕上げ、サイドがヘアライン仕上げとメリハリのあるデザインで、華やかな文字盤を引き立てるバランスが絶妙です。
ラグジュアリーな素材でありながら色味は派手過ぎないので、パーティースタイルにも、デイリーカジュアルにも、ジャケットスタイルにだってこの一本で決まります。
また、ロレックスはレディースモデルにも機械式の自動巻き機構を搭載しているので、きちんとオーバーホールを行えば何十年でも時を刻み続けます。
実際に以前ご来店いただいたお客様の中にも風合いの素晴らしいアンティークロレックスをお持ちの方がいて、お話の中でお母様から受け継いだものであるとお伺いすることがありました。
次の世代に引継ぐことが出来るモデルとしても機械式時計がおすすめです。
『BRILLER(ブリエ)』では、他にも様々なデイトジャストをご用意しています。
ぜひお気に入りの1本を見つけてください。
余談ですが、今年HUBLOT(ウブロ)からもゴールドクリスタルの名を冠したモデルが発表されました。
デザインはロレックスのゴールドクリスタルとは全く異なる方向からのアプローチで、24金ゴールドクリスタルを文字盤内に閉じ込め、クラシックフュージョンのシンプルなベゼルはまるで絵画を引き立てる額縁のよう。独特な世界観を構築しています。
こちらのモデルも45mmのメンズサイズと38mmのレディースサイズの作りがあるようですので、ペアウォッチとしてお楽しみいただけます。
コロナ禍の影響もある中、デリバリー開始がいつ頃になるのかが気になるところですが、今から入荷を楽しみにしています。