『レディース腕時計専門店BRILLER(ブリエ)』のブログを
最近は暖かく感じる日がちらほら出てきましたが、かと思うと最高気温が1桁台という日もあり、寒さが苦手な私にはまだまだ辛い時期です。
以前はアンチアウトドア派だったので、どんなに寒くても頑なに仕事着に合うチェスターコートなどを着ていたのですが、旦那さんにカナダグースのダウンジャケットをプレゼントされて以来、暖かさの虜になり、寒さが厳しい日は出勤時にも着ています。
カナダグースは表地が丈夫で縫い目の隙間からダウンが飛び出てきてしまう事がなく、ダウン量が多くてもミシュランマンのようなシルエットにならないところがお気に入りです。
人気が高いモデルはミドル丈のブロンテですが、私が使っているのはそれよりも少しショート丈でコンパクトなシルエットのシャーロット。
旦那さんは自分が愛用しているジャスパーとペアルック風になってしまう事を恐れ型違いを選んだようですが、結果的に私の背丈にはバランスが良く大正解でした。
ともあれ、男性女性にかかわらず洋服でのペアルックはちょっとハードルが高いと思う方も多いようですが、腕時計なら恥ずかしがり屋のパートナーも取り入れやすくおすすめです。
バレンタインにお揃いの腕時計を贈り合うというのも素敵ではない
【CHANEL シャネル J12 ジェイトゥエルブ】
シャネルは1910年に創業者のガブリエル・シャネルがパリに女性用の帽子屋『シャネル・モード』を開いたことからその歴史が始まります。
その後アパレルに進出すると、『女性の服の解放』をメゾンのコンセプトに掲げ、当時女性用の服には使用されていなかったツイードやジャージ素材などで作られた着心地の良いスーツや、喪服にしか用いられることのなかったブラックカラーをドレスに取り入れモードスタイルに昇華したリトル・ブラック・ドレスなどを発表し、大きな話題を呼びます。
シンプルな機能美を重視したシャネルのデザインは女性の社会進出が始まった世相にマッチし、大きなムーブメントとなってゆくのです。
そんなCHANEL(シャネル)のDNAを受け継いだウォッチコレクションが今回ご紹介する『J12(ジェイトゥエルブ)』です。
『J12』は2000年に誕生したシャネルのアイコニックなウォッチコレクションで、腕時計の素材として一般的ではなかったセラミックを全面に打ち出した革新的なデザインは世界中に驚きをもたらしました。
このJ12の大ヒットを受けてセラミックが腕時計の素材として広く認知されるようになるのです。
ケースデザインは基本の形が共通しており、いわゆるレディースモデル、メンズモデルという区分はなく、サイズや機能などを自分の好みに合わせて選ぶことができるユニセックスなデザインです。
【CHANEL シャネル J12 ファントム H6346 ブラックセラミック 33mm】
2019年に1200本限定で発表されたファントムH6346は、シャネルの愛したブラックカラーの魅力を余すところなく表現したモデルです。
実はこのデザイン、2014年に『インテンス ブラック』という名前で限定発売されたモデルと酷似しており、針やベゼルの仕様が変更となってはいるものの、オールブラックの精悍な顔立ちはそのままです。
ブラックの文字盤にブラックアラビアのインデックスが組み合わせられており、一見すると闇に紛れてしまいますが、角度をつけるとアップライドのインデックスに陰影が生まれ時間を読み取る事ができるようになります。
最低限の視認性に留めた挑戦的なデザインでモードとは何たるかを示した意欲作です。
J12の魅力はなんといってもモノトーンカラーのセラミック素材。
ほかのどんな時計にも似ていない硬質な質感の黒は唯一無二の存在感を放ち、スポーティー・シックというシャネルならではのスタイルを確立させています。
バックルはシームレスな観音開きタイプ。
バネ式のため着脱もしやすく、見た目も使い心地もスマートな仕様です。
シャネルが目指した『古い価値観にとらわれない自由な女性像』を体現するJ12は、シーンに合わせてさまざまな表情をお楽しみいただけます。
ぜひパートナーとさりげないペアルックに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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