レディースブランド サロン BRILLERのブログをご覧の皆様、こんにちは。
梅雨明け後の東京は肌を突き刺すような日差しが降り注ぎ、出勤するだけで疲れてしまうような天気が続いています。
熱中症や夏バテで体調を崩さないように細心の注意を払いながら毎日仕事に励んでいますが、頑張るには何かしらのご褒美が欲しいところ。
ということで、9月上旬に20年来の友人と旅行に行く計画を立てています。
最近はお互い忙しくなってしまい、友人と会えるのは数ヶ月に一度のランチくらいだったので、実に10年ぶりの女子旅。
温泉にグルメ、マッサージと友達同士だからこそ楽しめるような旅にしたいと思います。
楽しい旅行のように心躍る体験はその後の人生を豊かなものにしてくれます。
当店の屋号『BRILLER（ブリエ）』は、フランス語で「光る・輝く」という意味で、当店をご利用いただいた皆様に光り輝くような体験を贈りたいという想いが込められています。
そこで今回は、真夏の日差しに負けないくらい美しく光り輝くカルティエの【パンテールコレクション】をご紹介したいと思います。
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【CARTIER(カルティエ) パンテール・コレクションとは】
パンテールはフランス語で豹を意味する言葉。
カルティエを象徴するモチーフとしてジュエリー、時計、バッグやフレグランスに至るまで幅広い展開をしているコレクションです。
パンテールのモチーフは1914年にオニキスとダイヤモンドでヒョウ柄をかたどった女性用の腕時計として、初めてカルティエの歴史に現れました。
しかし、ブランドアイコンとなるまでのストーリーについてはジャンヌ・トゥーサンという一人の女性を無くしては語れません。
トゥーサンは1933年から30年間にわたりCARTIER(カルティエ)のハイ・ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクターを務めた人物。
1910年台頃から、ココ・シャネルの登場や戦争による働き手不足から、徐々に女性の社会進出が始まった時期ではありましたが、それでも女性に部門長のような責任ある立場を任せる世相ではなく、宝飾業界は特に職人が多いことから男性中心の社会でした。
そんな時代にも関わらず、トゥーサンは独創性あふれるクリエーションと洗練された佇まいでデザイナーとしてのみならず、カルティエのミューズとして、時代を牽引するファッションアイコンとしての地位を確立しました。
力強くしなやかな美しさ持つトゥーサンにルイ・カルティエが親愛をこめて名付けた愛称が『ラ・パンテール(女豹)』だったのです。
トゥーサンはアール・デコ様式の幾何学的デザインが台頭していたカルティエのジュエリーを、まるでアール・ヌーヴォーへと回帰するかのような優美で具象的なデザインへシフトさせると「ファウナ＆フローラ（動植物）」をモチーフとして積極的に取り入れるようになり、鳥やワニ、みずみずしさまで伝わるようなフルーツなど様々な作品が生み出されました。
それらの作品は『トゥーサン・テイスト』呼ばれ高い評価を受けることになるのです。
1949年、ウィンザー公爵より愛する妻へのプレゼントとして制作を依頼されたジュエリーは、大粒のエメラルドの上に具象的に表現されたパンテールがゆったりと寝そべるブローチ。
立体的なパンテールモチーフを採用した宝石としてはこれが最初の作品でしたが、夫人はその美しさに大変感激し、自身でもサファイアカボションの上にパンテールが座るブローチを追加オーダーしたとか。
時代を彩るセレブリティに愛されたパンテールの噂は社交界で全く間に広まり、カルティエを象徴するモチーフとなりました。
以降今日に至るまでカルティエのシンボル的コレクションとして愛され続けているのです。
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パンテールコレクションの歴史について簡単にご説明させていただきましたので、ここからはアイテムをご紹介しその魅力に迫りたいと思います。
⚫︎カルティエ パンテール ドゥ カルティエ リング ピンクゴールド ダイヤモンド オニキス エメラルド N4765749 9号 CARTIER
まずは、トゥーサンテイストを思い起こさせるような力強く美しいリングをご紹介いたします。
この精悍な表情をご覧ください。
ピンクゴールド製の顔にあしらわれている瞳はエメラルド、鼻先にちょこんとオニキスを添え、顔から背中にかけてパヴェダイヤモンドで埋めつくされています。
肌が当たる内側は滑らかに磨き上げられているので指に通すとしっとりとした極上の着け心地です。
大人のためのジュエリーはしっかりと地金のボリュームを感じられ、ジェムストーンのラグジュアリーな輝きを楽しめるものが◎。
力強くしなやかなパンテールがくるんと指に巻きつき、自分にだけなついている感じもたまりません。
愛着を持ってご愛用頂けること間違いなしのジュエリーです。
⚫︎カルティエ マイヨンパンテール ハーフダイヤモンド ネックレス N7023100
こちらのネックレスはパンテールを抽象的に表したコレクション。
マイヨン＝連なるという名前の通り3列のリンクが連なっているデザインで、一見シンプルでありながら一つ一つのリンクを見ると有機的なカーブが付けられておりパンテールのしなやかさが表現されています。
また、パンテールの足跡をイメージしたダイヤモンドがあしらわれておりリズミカルな輝きを放ちます。
太めのイエローゴールドチェーンにダイヤモンドと、特別な日の装いに合わせてもドレスの華やかさに負けない力強さがありますが、デザイン自体は比較的シンプルなので、カットソーやサマーニットなど大人ならではのエフォートレスなコーデに合わせても説得力が生まれるジュエリーです。
⚫︎カルティエ パンテール フィガロ SM WF3027FA イエローゴールド
最後にご紹介するのは生産期間がごく短く大変希少な腕時計です。
華やかな色味のイエローゴールド素材にブラックセラミックとパヴェダイヤモンドでスポッツモチーフ（ヒョウ柄）を模したスタイリッシュかつラグジュアリーなデザインで、1914年に発表されたカルティエ初のパンテールウォッチを想起させるルックスです。
2000年ごろに生産された時計ですが、全く古さを感じさせないのは、現行品のパンテールウォッチと基本の形状が変わらないから。
普遍的な形状に個性的なデザインが加わることによって唯一無二のアイテムへとクラスアップしています。
先にご紹介したネックレスと同様の細かなリンクが連なるブレスレットはとてもなめらかで、ステンレス素材よりも重い金無垢素材でありながらストレスフリーに手首に寄り添います。
SMサイズと時計としては小ぶりなのでジュエリー代わりに身に着けたいアイテムです。
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お気に入りのパンテールは見つかりましたでしょうか。
BRILLER（ブリエ）にはほかにもたくさんのパンテールをご用意していますので、是非チェックしてみてください。
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