レディースブランドサロンBRILLERのブログをご覧の皆様、こんにちは。
今年は自室のクリスマスツリーを11月中に飾ったので、存分にホリデー気分を味わっています。クマの形をしたクリスタルのオーナメントがあるのですが、ツリーのライトを付けると細かいカットが光をたくさん取り込んでキラキラと輝きます。
本日のテーマは「ファンシーカット」。
ファンシーカットと聞いていくつか形が思い浮かんだ方も、そうでない方も、ぜひ最後までご覧下さい。
【ファンシーカットの前に…
ラウンドブリリアントカットとは】
HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ラウンドカット マイクロパヴェ リング プラチナ ダイヤモンド RGDPRD005MICP‐065 12号
ダイヤモンドのカットにおいて、光を最も効率的に反射し、定番にして最も人気があるカットが、20世紀初頭に確立されたラウンドブリリアントカットです。婚約指輪をはじめ、あらゆるダイヤモンドジュエリーにおいて最もポピュラーなカット方法なので、日常においても目にする機会は多いのではないでしょうか。
反射・屈折率を計算し、上から入る光が全反射するように設計されています。
圧倒的な輝きを放つ王道のカット方法です。
【ファンシーカットの魅力】
ファンシーカットとは、ラウンドブリリアントカット以外のカットが施されたダイヤモンドのことを指します。その形はオーバルやハート形など多種多様で、細かく分類すると数百種類にも分かれます。
ファンシーカットの加工では、カットにあった形の原石を厳選して研磨していくので、多くのカラット数が残せるのも特徴です。同じカラット数でもシェイプによってはラウンドブリリアントカットよりもインパクトの大きいダイヤモンドになります。王道のラウンドブリリアントカットとはひと味違うダイヤモンドの魅力を引き出してくれます。
ここからは当店のおすすめアイテムを例に挙げながら、
特に人気の高い7つのファンシーカットをご紹介いたします。
【1.ペアシェイプ】
HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ペアシェイプ トリスト リング RGDPPS008TST 0.8ct 10号
ペア(洋ナシ)のような形のブリリアントカットです。
雫状であることから、別名ドロップシェイプとも呼ばれています。
尖った面と丸い面が特徴で、カット面が集中する先端は、細やかな美しい輝きを放ちます。
縦のラインがすっきりと美しく、特に人気があるカットです。
ペアシェイプはカット面が多く、その繊細な輝きが生み出す優雅さが、身に着ける女性をよりエレガントに見せてくれます。
ほんのわずかでも黄色みがあると先端部分に強く色が出てしまうので、無色で透明度の高い原石が必要とされます。しかしペアシェイプに研磨できる大きさ、質の高さを満たす原石は決して多くなく、希少性が高いカットとなります。
CHAUMET ショーメ ジョセフィーヌ ダイヤモンド リング J30Q00 1.06ct 8号
HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン ウィンストンクラスター ネックレス プラチナ ダイヤモンド PEDPCLSMWC
HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン フォーゲット ミー ノット ペンダント 1.07ct PEDPRFFLRFMN
デザインによって全く違う印象になるのも魅力的です。
【2.マーキスカット】
HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン マーキッサ ペンダント PEDPCLSMMAQ 0.65ct
両端が鋭く尖った船のような形のブリリアントカットです。
当店でも人気の高いバタフライモチーフなど、自然をモチーフにしたジュエリーによく用いられています。
ユニークな形状で、小粒でもしっかりとした存在感があり、指輪に用いれば指を長く見せる効果もあります。輝き方も強く、エレガントさとゴージャスさを兼ね備えた輝きが魅力です。
【３.クッションシェイプ】
TIFFANY & Co. ティファニー ソレストリング プラチナ ダイヤモンド 8号
正方形または長方形をベースにして、エッジに丸みを持たせたブリリアントカットです。スタイリッシュさの中にどことなく優しい印象が漂います。
ファセット(カット面)が大きいため、透明度の高いダイヤモンド原石、またはカラーダイヤモンドが向いています。
TIFFANY & Co. ティファニー ソレスト ネックレス プラチナ ファンシー インテンス イエロー ダイヤモンド
別名ピローカットとも呼ばれており、日本人の柔らかく丸みを帯びた指と相性が良いとされています。
【4.エメラルドカット】
GRAFF グラフ エメラルドカット ダイヤモンド プラチナ ネックレス
垂直、平行の面が階段状にカットされた長方形のカットです。
元々は、その名の通りエメラルドを美しくするためのカット方法でしたが、1900年代頃にはダイヤモンドでもエメラルドカットができるようになりました。
こちらもクッションシェイプと同様にファセット(カット面)が大きいため、色やキズ、内包物が目立ちやすく、加工には無色透明で宝石自体が美しいダイヤモンドのみが使用されます。吸い込まれるような透明感とキレのある凛とした美しさが魅力です。
【5.プリンセスカット】
CARTIER カルティエ スペシャルオーダー プリンセスカット フルエタニティ リング プラチナ ダイヤモンド 9号
1970年代に生まれた比較的新しいカット方法で、四角形で強く輝くように設計されています。鋭角のフォルムはジュエリーのデザインによってはモダンな印象を与えることも。テーブル面の面積が広いので、ダイヤモンドの大きさと輝きをより強く感じることができます。
【6.ハートシェイプ】
GRAFF グラフ コンステレーション リング ホワイトゴールド ハート シェイプ ダイヤモンド 10号
可愛らしい見た目で、ロマンチックなフォルムが人気のブリリアントカットです。
ラウンドと比べてカットする箇所が広い分同じ大きさの原石でもカラット数は小さくなりますが、幸福や愛の象徴とも言われるハート形は結婚指輪としての需要も高いです。内包物が目につきやすい形状なので、クラリティの高いダイヤモンドが使用されます。
甘く華やかな雰囲気がお好みの方におすすめです。
【7.オーバルシェイプ】
GRAFF グラフ アイコン オーバルシェイプ ダイヤモンド イヤリング/ピアス
穏やかな輪郭がエレガントな楕円形のブリリアントカットです。縦に長いオーバル・シェイプのダイヤモンドは、指を細長く見せる効果があります。また、左右対称であればあるほど、華やかな輝きが楽しめるシェイプです。同じカラット数でもラウンドブリリアントカットより表面積があるため、ダイヤモンドが大きく見える点が特徴です。
いかがでしたでしょうか。
ぜひBRILLERでお気に入りのカットを探してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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