一期一会の出会い【カルティエ タンクシノワーズ SM WE300431】







レディースブランド サロン BRILLERのブログをご覧の皆さまこんにちは。
ここ数日で秋の気配を感じる気候へと移り変わってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

以前このブログにて、おうち時間の充実と体調管理のために朝ご飯を摂るようにしているとお伝えしましたが、休日に限り今も続いているのです。
とはいえ、休日は昼近くまで寝ることに決めているので朝ご飯というよりは早めの昼ご飯といったところでしょうか。(この生活がそもそも良くないという噂も)
幸い私は暑い寒いにかかわらず年中食欲旺盛なので、ブランチをしっかり重めのメニューにして1日の活力を養っています。
【簡単フレンチトーストブランチ】

サラダのリーフやフルーツは前日に用意し、フレンチトーストも夜のうちにアパレイユに浸けて冷蔵庫に入れておけばいいので、起きたら焼くだけ。フライパンの空きスペースでソーセージや卵を焼いて盛り付ければたった10分で簡単ワンプレートブランチの出来上がりです。
フレンチトーストのアパレイユはしょっぱいおかずにも合わせやすいように、少しのアガベシロップとひとつまみの塩、白胡椒少々でほのかな味付けにしています。
タスマニア産の粒の大きなマスタードはプチプチとした食感がお気に入りで、定期的にお取り寄せしてはシャルキュトリーのお供やドレッシングにと大活躍しています。

手抜き料理でも、お皿次第で『ちゃんと料理した風』になるので、つい食器を買い集めてしまいます。
今回使用したお皿は作家物で、月のような見た目に反し釉掛けされた滑らかな手触り、和食にも洋食にも合う絶妙な風合いで、同じデザインが何枚かある中から好みの焼き上がりのものを選んだお気に入りです。

コロナ過が落ち着いた暁には、出会いを求めて食器屋さん巡りをしたいと思います。

作家物の作品は一期一会の出会いですが、同じことが中古時計にも言えます。
『中古』と聞くと、他の人の使い古しのように思われるかもしれませんが、中古時計でしか手に入らないレアモデルや素晴らしい風合いに仕上がった文字盤の時計などを見つけると、正に一期一会を感じ嬉しいものです。

今回は現在開催中の【半期決算セール】の対象商品の中から、既に生産終了となり入手困難なレアアイテムをご紹介します。
【カルティエ タンクシノワーズ SM WE300431 プラチナ ベゼルダイヤモンド CARTIER】

第一次世界大戦 真っ只中の1917年にデザインされ、終戦後の1919年に発売となったCARTIER(カルティエ)の『タンク』。
当時最新鋭のマシンであり、ヨーロッパ全土が疲弊した争いを収束へと導いた『戦車=タンク』をモチーフに製作されたコレクションで、平和を願う当時の世相を色濃く反映させたモチーフとアールデコの意匠とが邂逅した直線的なデザインが特徴のコレクションです。
CARTIER(カルティエ)は1911年に世界初の腕時計として『サントス』の量産化に成功し、単なる懐中時計の改造品とは全く異なる腕時計の形状を確立させました。その技術を遺憾なく発揮し製作されたタンクは、ケースサイドの延長上がそのまま革ベルトを固定するラグになるスクエア型のケース。まさに戦車を真上から見た時のようなフォルムです。
戦車がモチーフと聞くと、さぞ男性的なデザインなのではと思いますが、そこはさすがカルティエ。革新的でありながらシンプルで洗練されたデザイン。
このデザインが今日の『タンク・ソロ』や『タンク・ルイ・カルティエ』に引き継がれ、基本的な形状を変えることなく続いていることからも、発表当時からすでに完成されたデザインであったことがうかがえます。
タンクは後に多くの著名人からも愛され、イブ・サンローランやアンディ・ウォーホル、ジョン・F・ケネディ、ジャクリーン夫妻など、アーティストやファッションアイコンの面々が『タンキスト』として名を連ねています。


今回ご紹介する『タンク シノワーズ』は、フランスで人気を博した『シノワズリ』と呼ばれる中国風の美術様式を取り入れたシリーズ。
中国の寺院からインスピレーションを受けたこのデザインは、ほかのタンクシリーズと比べると横のラインが強調されており、梁を組んだような立体的かつシンメトリーな造形は、まさに静謐な寺院を思わせる凛とした佇まいです。

3時と9時のベゼルからラグにかけてとリューズのトップには高品質なダイヤモンドがセッティングされ、リュクスな輝きを放ちます。

また、ケース素材にはプラチナを使用しており、身に付けるとしっとりとした心地よい重厚感を感じられます。

タンクの特徴の1つでもある角の立った風防は、よく見ると僅かに中央部に向かいドーム型に膨らんでおり、アンティークウォッチのような表情に一役かっています。

付属の保証書から2006年ごろの個体であることが予想されますが、16年前の時計とは思えないほど綺麗な仕上げを行っています。バックルサイドに小傷が残っていますが、着用時に気になるものではありません。

革ベルトも当店オリジナルのオーダーメイドストラップに交換しています。
艶のあるブラッククロコダイルストラップは力強く高級感あふれる仕様ですが、季節や気分によって異なる色味の革ベルトに付け替えていただいても印象ががらりと変わりこのモデルの違った魅力が引き出されます。
着せ替えをお楽しみいただけるのも革ベルトモデルならではです。

また、内外箱にやや痛みが見受けられるものの、カルティエの保証書や取扱説明書など、販売当時の付属品が揃っており、メーカーでメンテナンスを受けた際の修理明細もあることから真贋についても折り紙付きです。

『レディース腕時計専門店BRILLER(ブリエ)』で特別なタンクとの出会いを体験してみてはいかがですか?

【半期決算セール】対象商品はこちら

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