【物語のある時計 Vol.4】 ロレックス デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマ

レディースブランド サロン BRILLERのブログをご覧の皆様、こんにちは。

「一生モノ」のアイテムを選ぶ時、大切にしたいポイントは人それぞれ。
時計には、それぞれのブランドが積み重ねてきた歴史と、そこに込められたストーリーがあります。
このシリーズでは、「誰かに話したくなるような物語のある時計」にフォーカスを当て、珠玉の1本をご紹介していきます。
その逸話に触れ、お気に入りのモデルを見つけていただければ幸いです。
以前のブログではパテックフィリップのアニュアルカレンダー、ショパールのハッピーダイヤモンドをご紹介しておりますので、そちらも合わせてご覧ください。

今回ご紹介するのは、高級時計の王道とも言える「ROLEX」より、デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマです。

【目次】

ロレックスとは?時計界を牽引するブランドの革新性

ロレックスといえば、いまや高級時計の代名詞的存在。
ですがその栄光の裏には、常に「先駆者」であろうとする確固たる信念があります。
ロレックスは、1905年にロンドンで創業されたスイスの高級時計ブランドです。
創業者ハンス・ウイルスドルフの信念は、「正確さと耐久性に優れた時計」を作ること。
そしてそれは、初の完全防水腕時計「オイスター」(1926年)や、自動巻き機構を搭載した「パーペチュアル」(1931年)、日付表示機能を搭載した「デイトジャスト」(1945年)など、時計界に革命を起こす革新的な技術によって実現されてきました。
また、1950〜60年代には、深海探査の「ディープシー・スペシャル」や、登山家ヒラリーがエベレスト登頂時に着用した「エクスプローラー」など、極限の環境での信頼性も証明。
機械式時計としての実用性とタフさを備えつつ、審美性をも兼ね備えた「ラグジュアリーウォッチの王道」としての地位を築いていきました。

そんなロレックスの中で、ひときわ異彩を放つのが「パールマスター」です。
ジュエリーのように美しく、しかし紛れもなく“ロレックスである”という存在感。
ここからは、その魅力をたっぷりご紹介します。


ロレックス パールマスターとは?レディース向けラグジュアリーラインの特徴

ROLEX ロレックス デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマ

ロレックスが手がけるウォッチコレクションの中でも、ラグジュアリー性を極限まで高めたモデルが「パールマスター」です。
1992年の登場以来、このコレクションは「ジュエリーウォッチの最高峰」として、多くの女性の憧れであり続けています。

名作「デイトジャスト」をベースにした上位機種であり、2022年に惜しまれつつも廃盤となりました。
けれどその本質は、単なる派生モデルには留まりません。
素材、ディテール、佇まいすべてにおいて、ロレックスの「技術」と「美」の粋が詰まったコレクションとなっているのです。

最大の特徴は、全モデルが18Kゴールド製であること。
ステンレスやコンビ仕様は一切存在せず、イエローゴールド・ホワイトゴールド・エバーローズゴールドといった貴金属のみを使用。
「時計製造の至宝として洗練とエレガンスを表現する、オイスターコレクションの中でも特別なコレクション」とのコンセプト通り、実にハイエンドなコレクションであることがお分かりいただけると思います。
また、ダイヤモンドを贅沢にセッティングしたベゼルやインデックスが多く、まさにジュエリーのような圧倒的な存在感を放ちます。

もう一つの特徴は、独自設計の「パールマスターブレスレット」です。
5連リンクによる滑らかなフォルムが特徴で、実際に腕に着けてみると「金属なのに、こんなにもしなやかなんだ」と驚かれる方も多いです。
肌に吸い付くような着け心地とともに、ジュエリーと見まごうばかりの美しい光沢が手元を華やかに彩ります。

ROLEX ロレックス デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマ

また、デザイン面の美しさだけでなく、機械式時計としての確かな機能性を持ち合わせている点も素晴らしいです。
元になったデイトジャスト同様、「オイスターケース」が使用されており、日常使いにも安心な耐久性と100m防水を備えています。
生産は終了しているものの、コレクターズアイテムとしての価値も年々高まっているパールマスター。
まさに、年齢や時代を超えて受け継がれるにふさわしい「時の宝石箱」です。


ロレックス パールマスター 69318 ホワイトローマを徹底解説― 贅沢と上品さの黄金比

ROLEX ロレックス デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマ

パールマスターの中でも、今日ご紹介したいのがこちらの「69318 ホワイトローマ」。
このモデルは、29mmという程よく控えめなサイズ感に、18Kイエローゴールドの温かみと華やかさが絶妙に融合した、非常に完成度の高い一本です。

ROLEX ロレックス デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマ

まず目を奪われるのは、ダイヤモンドがセッティングされたベゼル。
規則正しく配置された12粒のダイヤモンドが、ラグジュアリーでありながらいやらしくない、上品な印象に仕上げています。
派手になりすぎず、着ける人の雰囲気を引き立ててくれる洗練された雰囲気は、大人の女性にこそふさわしいもの。

文字盤はクラシカルなホワイトダイアルにローマ数字インデックス。
シンプルで視認性が高く、文字盤の凛とした美しさとゴールドの温かみが絶妙に調和しています。
ここには、「飾りすぎず、しかし他と一線を画す」ロレックスの美意識が凝縮されています。

ROLEX ロレックス デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマ

筆者がこの時計を手に取ったとき、一番印象に残ったのは「イエローゴールドの輝き方」です。
表面はつるんとした光沢仕上げとなっており、ひとつひとつのパーツが輝きを放っているかのよう。

ROLEX ロレックス デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマ

ROLEX ロレックス デイトジャスト パールマスター 69318 ホワイトローマ

同じ金無垢の時計と比べてみても、一線を画す存在感があると感じました。
また、パールマスターブレスのしなやかな曲線と、29mmケースの優しいフィット感も特筆すべきポイント。
見た目の高級感に反して、着用感は「着けていることを忘れるほど自然」です。

また、ムーブメントにはロレックスの自社製自動巻きキャリバー2135を搭載し、精度と信頼性も申し分ありません。
すでに生産が終了しており、状態の良い個体は今後ますます希少性が高まると見られています。
時を重ねるごとに、その魅力を深めていくパールマスター69318は、「これからの自分の時間」を美しく支えてくれる存在となるはずです。


まとめ ― 永遠に寄り添う「時の宝物」

いかがでしたでしょうか。
バックグラウンドストーリーを知ると、その時計への興味や愛着がぐっと増すと思います。

ロレックス パールマスター 69318 ホワイトローマは、ラグジュアリーでありながら繊細、華やかでありながら控えめ。
成熟した女性に、自信を持っておすすめしたい珠玉の一本です。

「いい時計って何だろう?」という問いに、「これだ」と答えたくなる。
まさに、「自分らしく歳を重ねたい」と願う女性にこそふさわしい一本です。

大切な節目に、あるいは自分へのご褒美や、特別な贈り物に。
パールマスター69318は、日々を頑張るあなたの“人生のご褒美”として、そっと寄り添ってくれることでしょう。

時を共に刻む相棒として、この物語ある時計を選んでみてはいかがでしょうか。

ぜひBRILLERでご自分に合った「一生モノ」を、探してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

◆「物語のある時計」バックナンバー

【Vol.1】カルティエ タンク ルイ カルティエ SMの魅力はこちら

【Vol.2】パテックフィリップ アニュアルカレンダー 4947/1A-001の魅力はこちら

【Vol.3】ショパール ハッピースポーツ 278546-3002の魅力はこちら

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