映画とバッグ〜ザ・ロイヤルテネンバウムズ/バーキン35〜

レディース腕時計専門店『BRILLER(ブリエ)』のブログをご覧の皆さまこんにちは。
5月7日に封切となったガイ・リッチー監督の新作映画『ジェントルメン』を鑑賞するのをとっても楽しみにしているのですが、東京は今映画館が閉館中でしばらくは我慢です。
かわりに自宅で映画鑑賞することに。
そこで今回は不定期連載をしている『映画と時計』の派生シリーズ(?)として『映画とバッグ』を。
(ちなみに映画と時計の前回投稿はガイ・リッチー監督作品です。)

《映画と時計のバックナンバーはこちら

【ザ・ロイヤルテネンバウムズ(2001年公開 アメリカ)】
[あらすじ]
父ロイヤルの”誠実さに欠けた行い(浮気など)”によって別居に至ったテネンバウム家。
以降ロイヤルは妻とも3人の子供たちとも長らく没交渉状態に。
妻エセルに引き取られ英才教育を施された子供たちは、長男チャス=実業家、長女マーゴ=劇作家、次男リッチー=テニスプレイヤーとして10代から成功し、天才児として名声を手に入れます。
しかし、早咲きすぎた3人は30歳を過ぎた今、様々な問題を抱えスランプ中。
考古学者のエセルは10年来の知人からプロポーズされるなど、充実した生活を送っています。
そしてロイヤルはというと、元は著名な弁護士でしたが自業自得の理由から弁護士資格を剥奪され、蓄えが底をつき破産の危機。
そんな折にエセルへのプロポーズ話を耳にしたものだから面白くありません。
何年間もほったらかしだったことを棚に上げ「彼女はまだ私の妻だ!家族を取り戻す!!」とばかりに”余命6週間”という嘘をついてエセルに近づきます。
図らずもチャスとマーゴがエセルの家に身を寄せていたため、船旅中のリッチーも呼び戻し実に22年ぶりに家族が一堂に会する事に。
自分勝手でデリカシーゼロなロイヤルは家族との絆を取り戻す事ができるのでしょうか。

この映画、20年近く前にふらっと入った新宿の映画館で上映されていて、前情報なしで鑑賞しうっかり感動した思い出のある作品で、ウェス・アンダーソンという監督を初めて認識した作品でもあります。
ロイヤルが別居の経緯を子供たちに説明するシーンではビートルズの「Hey Jude」が流れ、ミステリアスなマーゴの半生がつまびらかになるシーンではラモーンズの「Judy is a Punk」が…など、BGMに並々ならぬこだわりを感じるところはガイ・リッチーにも通ずるものがありますが、世界観はまるで絵本のよう。左右対称の構図やセピアがかった色合いのフィルム、テネンバウム家の壁紙など「こんな家に住んでみたい!」と憧れるかわいらしさなのです。
(この独特な世界観に“ウェスアンダーソン的”という言葉が生まれたとか)
また、ウェス・アンダーソンといえばファッションへのこだわりでも有名。
3人の子供たちは大人になってからもアニメのキャラクターのようにいつも同じ服装ですが、組み合わせの妙によりなぜかおしゃれに見えるのです。
特にマーゴは、スポーティーなラコステのポロワンピースにゴージャスなフェンディのファーコートとコインローファーという不思議なコーディネート。
いつもアンニュイな表情で、口数も少なく病的なほどの秘密主義、メイクもゴスな感じですが、グウィネス・パルトロウが演じるとなぜかかわいいのです。
そんなマーゴがひときわ魅力的に見えるのが、船旅から帰国したリッチーをマーゴが迎えに来るシーン。
グリーンのバスが停車すると映像がスローモーションになり、ゆっくりとマーゴが降りてきてわずかに微笑むのです。
BGMはNicoの「These Days」で、紗がかかったような、それでいてじんわりと発光するような映像は、ただの姉弟の再会にはドラマチック過ぎるけれど、リッチーからはマーゴがこんな風に見えているのだと感じさせる美しくも切ないシーン。
そんなシーンでマーゴが手にしているバッグが『バーキン35』です。

【エルメス バーキン 35 トゴ ゴールド シルバー金具】

エルメスのバッグの中でも1、2を争うラグジュアリーコレクション『バーキン』。
元々は、エルメスの5代目社長が飛行機内で女優のジェーン・バーキンと偶然隣り合わせたことから生まれたバッグです。
カゴバッグに入りきらないほどの荷物を詰め込んでいる彼女を見て、収納力に優れ実用的な理想のバッグをデザインすることを約束したのです。
そうして考えられたバッグは乗馬用の鞍を収納するために制作されたエルメス初のバッグ『オータクロア』を元にデザインされ大ヒット。
後にバーキンという名で世界中から愛されるコレクションへとなるのです。

バーキンのサイズ展開は25、30、35、40、45と5種類あり、日常使いでは25と30、荷物多めのお出かけには35がおすすめ。
40以上はかなり大きめなので、男性のご愛用者も多いサイズです。
ベーシックな色味を選択するとパートナーとのシェアバッグとしても使えるのが大きめサイズの良いところ。

今回ご紹介のバーキン35を身長160cmのスタッフが持つとこのようなサイズ感。

映画の中では長身のグウィネスが持っているのでもう少しコンパクトに見えますが、A4サイズの書類や500mlペットボトル、タブレットだって楽々入ります。

フラップを内側に入れてカジュアルに使っても、こなれ感が出て◎


しっかり大きく開く開口部は物の出し入れがしやすく、使いやすさを追求したバーキンならでは。


間仕切りは無いものの、内側にファスナーポケット、オープンポケットがついているので、リップやハンカチ、キーケース、携帯電話などの小物をきっちり分けて収納できます。


トゴは正式名称を「ヴォー・クリスペ・トゴ」といい、雄の仔牛の革のこと。
仔牛ならではのしなやかさと細かいシボ(皺)が特徴で、表面には血筋と呼ばれる血管の痕跡が縦皺としてうっすらと残ります。
傷がつきにくく使い込んでも形崩れしにくいため比較的扱いやすく、非常に人気の高い素材です。
中でも明るめのブラウンカラー『ゴールド』はブラックやエトゥープと並び人気の定番カラーで、服装を選ばず合わせられるところも一押しの理由。
トゴの風合いとも絶妙にマッチしています。


箱にやや破損はあるものの、鍵やカデナ、クロシェットなども揃っていて、バッグ自体は□H刻印(2004年式)としては綺麗なコンディション。
大きめサイズならではのこなれ感をお楽しみいただけます。

エルメスの革製品は最初から最後の仕上げまで一人の職人が全て手作業で作り上げるため、とても手間がかかり、必然的に生産数量も限られます。
また、使用されている革も名門タンナーデュプイ社などから仕入れており、確かな品質のものばかり。
噂では最高品質のレザーはほとんどエルメスに独占されているとか。
そんな理由からも、エルメスの革製品は一点一点がどれも貴重で出会いが大切です。
お気に入りが見つかったらチャンスを逃さないようにしてください。

今、BRILLER(ブリエ)でバーキンをご購入いただいたお客様全員にツイリーをプレゼントしています。
首元や手首に結ぶのはもちろん、バッグのハンドルに巻き付けたりコートのベルトループに通したりと、工夫次第で様々なアクセントになるツイリースカーフ。
この機会に下記からチェックしてください。
↓このバーキンたちの色合い、とっても“ウェスアンダーソン的”です。

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