和の装いを引き立てるバッグ【エルメス ケリー28 内縫い トリヨン ブルーニュイ】







レディース腕時計専門店『BRILLER(ブリエ)』のブログをご覧の皆様こんにちは。

暑い日々が続いていますが、夏バテ知らずの私は溶けそうな気温を楽しんでいます。
今年もコロナの影響で外出自粛がつづいていますが、通常であれば夏はお祭りや花火大会など、和装を楽しむ機会が多いのではないでしょうか。
母が趣味で和裁や着付けをしていることもあり、昔は夏になると母が仕立てた浴衣を着て出かけたりしていましたが、就職して忙しくなってからは誰かの結婚式に訪問着を着るくらいで、年に一回あるか無いかというほど和装の機会がなくなりました。
急に思い立って先日久しぶりに1番お気に入りの浴衣を引っ張り出してみました。
生成りの地色にブルーの麻の葉模様。時代に左右されない古典柄は、歳を重ねても違和感なく着られるのが良いところです。
若い頃はこの浴衣に兵児帯をカジュアルに結んでカゴバッグなどを持つのがラクチンで好きでしたが、今は夏着物のような合わせ方がしっくりくる歳になり、半幅帯を締め足袋を合わせるような楽しみ方に変わりました。
ただ、意外と悩むのが合わせるバッグなのです。
定番の巾着やカゴバッグでももちろん良いのですが、幼い印象になりがちなうえに和服以外での使い所が難しく、たまにしか着ない私にとっては少しもったいない気がします。

そんな悩みを解決する、大人女子にオススメのバッグが【HERMES(エルメス)のケリーバッグ】です。

エルメスの中でもバーキンと人気を二分する、言わずと知れたアイコンモデル『ケリーバッグ』。
ケリーはもともと「サック・ア・クロア」という名前で1935年に発表されたコレクションです。
では、いつから「ケリー」という名で呼ばれるようになったのでしょうか。
きっかけは1955年頃、モナコ公国の王妃グレース・ケリーが、妊娠中のお腹をこのバッグで隠し、その様子が撮影されたこと。
この写真が雑誌の表紙を飾り、世界中の人々の目に触れたことで「グレース・ケリー愛用バッグ」として広く知られ、高い人気を獲得したのです。
その後1956年に正式に「ケリー」という名に改名し販売されるようになりました。

ケリーはエルメスのバッグコレクションの中でも特にサイズ展開が豊富ですが、人気のサイズは日常的にご愛用いただける25から35サイズ。
25は小さめなお財布や携帯電話、ハンカチ、キーケースなど必要最低限のものが入る収納力。
コンパクトなサイズなので、きちんと感の中にも可愛らしさがあります。
28は長財布やポーチも入り、より使い勝手に優れた収納力。
かしこまった席でも日常使いでも違和感のない優等生なサイズです。
32はシステム手帳や500mlのペットボトルも入り、ビジネス用にも向いています。
ファーストエルメスとして選ばれることも多い、実用的なサイズです。
35はA4サイズの書類もらくらく入り、よりビジネス向きでマニッシュなイメージ。
普段から荷物の多い方でも安心の収納力です。
いずれのサイズも荷物を詰め過ぎずに少しゆとりのある状態で使うのが、ケリーの美しい形を崩さないためにも、物の出し入れのしやすさからもオススメです。

今回ご紹介するケリーは和装にベストなバランスのこちら。
【HERMES エルメス ケリー28 内縫い トリヨン ブルーニュイ シルバー金具】

ケリーとバーキンの違いがいまいちわからないという方もいらっしゃるかもしれませんが、見た目ですぐにわかるケリーの特徴は、すっきりとした台形のフォルムと一本のハンドル。
バーキンが、より使い勝手に優れたデザインであるのに対し、ケリーはエレガントな美しさが際立つデザインになっているのです。
この色の名前は「ブルーニュイ」。2015年に新しく追加されたカラーで、「ニュイ」とはフランス語で夜という意味。とばりが降りたパリの夜空のようなネイビーが落ち着いた大人の薫りを漂わせます。
ダークカラーなのでフォーマルな席にも相応しく、かと言ってブラックほど重たくないので季節を問わず使用できます。
シルバー金具も清潔感があり夏の着物や浴衣などにピッタリです。

ケリーには、内縫いと外縫いという2種類の縫製があり、縫製方法によりがらりと印象が変わります。
内縫いはバッグを内側から縫製し、ひっくり返して仕上げるので、縫い目が内側に入り、全体に丸みがついた柔らかい印象になります。

対して外縫いはステッチが表に出るよう縫製されているため、シャープなラインがより強調され、ビジネスやフォーマルなシーンに特化した印象に仕上がります。
【ケリー ヴェルソ28 外縫い】

ケリー25以上のサイズにはショルダーストラップが付属します。

ハンドルの付け根にV字の金具が付いており、ハンドルを傷つけることなくストラップを取り付けられます。

ラフなイメージの肩掛けスタイルにしても、洗練された形のケリーならカジュアルになり過ぎません。
クロアやフラップを閉じずに斜め掛けする使い方も抜け感があって人気のようです。
自分らしいアレンジでケリーをお楽しみいただけたら嬉しいです。

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おかげさまで、BRILLERはリニューアルオープンから1周年を迎えました。
感謝の気持ちを込めまして、8月15日までサイトまたはご来店でご購入いただいたお客様に1日5名様限定でプリザーブドフラワーのボックスをプレゼントしています。

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